遺跡馬鹿−インドネシアの遺跡と博物館


所在地 遺跡名  
バリ島 ゴア・ガジャ

ゴア・ガジャとは「象の洞窟」という意味です。
写真で見ると大きな感じを受けますが、実際は巨石の一部に彫刻が施されています。
ゴシャゴシャとした彫刻群に囲まれた巨大な顔は、とても恐いです。
バリ島 ティルタ・エンプル寺院

「聖なる泉」という名を持つこの沐浴場は地元の人の厚い信仰を集めています。
なぜならこの泉には万病に効く水が湧いているからだそうです。
苔むした石造りの沐浴場は存在自体が神秘的です。
バリ島 グヌン・カウィ

11世紀に造られたウダヤナ王とその家族墓。
一つの岩に10基の墓が彫られています。
ジョグジャカルタ ボロブドゥール

インドネシア最大の仏教遺跡といえば、やはりここ。
もちろん世界遺産にも登録されています。
何の目的で建てられたのか、何故、土に埋められ、密林に放置されたのか等々、解明されないことが多く、謎を秘めた遺跡です。
ここの見所は回廊に彫刻された仏教説はでしょう。
でも知識がないと、何が書かれてあるのかさっぱり分からずじまいということにもなりかねないので、ちょっと予習していくといいでしょう。
頂上の円壇には触ると幸福を与えてくれる仏像があります。
ジョグジャカルタ ルワンプラバン

広い敷地にいくつもの遺跡が残るが、特に目を引くのがロロ・ジョングラン寺院のシヴァ神殿です。
内部に安置されているドゥルガ像などはとても美しいが目が暗闇になれないと、姿がよく分からないので、懐中電灯はあったほうがいいかも(数年前の状況)。
広々とした敷地に巨大な寺院が建っている姿は気持ちがいいほど。
じっくり時間をとって見学したい所です。
ソロ スクー寺院

一目みて中米のマヤ神殿そっくりと誰もが思うでしょう。
特にチチェン・イツァのケッツアルコアトルの神殿に似ています。
しかし、これもちゃんとしたヒンドゥー寺院なんですよ。
右手は証拠のリンガです。
これを観るためにジャワ島に渡り、帰りにカメラと双眼鏡を盗まれたという、いわくつきの写真。
タナ・トラジャ ロンダ

鍾乳洞をそのまま使用して多くの遺体を収めています。
ランプを持ったガイドと一緒に迷路のような内部を探検できます。
出口付近には蓋があいて中の人骨がのぞけるひつぎもあります。
タナ・トラジャ レモ

岩窟墓で有名なレモは、死者の身代わりとして置かれたタウタウ人形でも有名です。
岸壁にズラ〜と並ぶ人形達はまるで生きているようです。
話によると、岸壁の下に置かれた遺体は真夜中になると自分で崖をはい上がり、横穴に入っていくと言われています。
ブラックマジックが生き続けるインドネシアならではの恐い話です。
タナ・トラジャ パンリ

小さな村ですが石で出来たタウタウがあります。
タナ・トラジャ バンリ近郊

本には紹介されていない、不思議なメンヒル(立石)がありました。
手前のは3m近くもある、巨石です。
忘れられた遺跡のようです。


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